損害保険は、実際の損害に対して保険金を支払うのが原則です。
例えば、家が火事に遭い、所有物が損害を受けた場合で考えると…
損害保険では、偶然な事故により自分のモノへの損害など実際に受けた損害に対して保険金が支払われます。(実損払)したがって、事故の直前よりも良い状態にするための部分については保険金が支払われません。
しかしモノを正しく評価し価額協定する事によって事故の直前同等の状態にするための部分については保険金が支払われる場合があります。(新価払)
損害保険は、実際の損害に対して保険金が支払われるのが原則。
だから、事故の状態や程度によって支払われる保険金が異なります。
損害保険の種類
自賠責保険
自動車による交通事故により他人を死傷させてしまった場合に備える、法律で加入が義務付けられている保険
自動車保険(任意保険)
自動車による交通事故によって、他人の身体(対人)や財物(対物)に損害を与えたり、運転手や同乗者の身体に損害を被った場合に補償する(自損、搭乗者、人身傷害など)保険です。
火災保険
火災や落雷などの災害による建物や家財の損害を補償する保険
地震保険
地震・噴火・津波による建物や家財の損害を補償する保険
傷害保険
日常生活や国内・海外旅行中のケガなどの損害に備える保険
賠償責任保険
他人にケガを負わせたり、他人のモノに損害を与えた場合に備える保険